自作毛筆フォント「木簡浪漫」を使ってみました
4月に「じぶんのかきたいじをかいたらこうなっ展」にて展示発表したフォント「木簡浪漫」。
いまさらですが、見に来て下さった方、ありがとうございます!
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所属する協会の会報の編集後記で実際にフォントを使ってみました〜(名前だけだけど)


このフォントは木簡の書風のニュアンスで書いた「ひらがな・カタカナ」縦組み専用書体。
少し突っ込んだ話をすると、木簡でもいろいろと種類があり、具体的には「居延漢簡」あたりの書風を意識しています。ただ当然木簡は漢字だけですので、「ひらがな・カタカナ」で書かれたものは見たことがありません。ですから、ある意味妄想?意臨?するような感覚で一文字ずつ半紙に書き、選別→データ化→フォント化しました。
よく見ていただくと、1文字1文字が正方形に収まっておらず、文字の高さがランダムになっているのがわかるかと思います。ふじたの「じ」だけめちゃ長かったり(笑)

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↑ このように半紙にひたすら書いて、良い文字をひろっていきました。


フォントとして一応完成しましたが、これからどうゆう使い方をしていくかは検討中。
とにかく10ヵ月間いつもとは違った見方で自分の文字と向き合う良い経験をしました。
(お正月も返上で受験生のようだった...笑)
月1回、書体設計士の鳥海修氏から学んだ時間と文字仲間とのご縁は財産です!



<展示キャプションより>
「木簡」は今から約二千年前、紙がなかった時代に竹や木に書かれた肉筆の書である。素朴で生命力溢れるその書風は魅力的だ。もしも、当時の人々が平仮名と片仮名を書いたなら…。そんな情景に想いを馳せて、筆で一文字ずつ書きあげた。字面の高さは様々、肉筆ならではのカスレも残している。二種類ある文字は別フォントで使い分
けが可能な仕様となっている。




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by fude-sachi | 2014-06-14 00:41 | + works <創作活動>
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