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京都で書三昧
日曜は筆文字仲間と京都へ!
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京都国立博物館で開催中の「筆墨精神―中国書画の世界―」を観てきました。
展示内容は、王羲之(オウギシ)筆頭に中国古典のメジャーどころの法帖や
文人の書画、篆刻家の園田湖城の作品もズラズラっと。

書籍などでよく見かける印刷物ではなく、実物の法帖です。
蘭亭序を見てたら横にいた見知らぬご婦人が曲水の宴について説明してくださいました。
いい人だ(笑)
そんなこんなのやり取りもありながら、この古典臨書したいなぁとか
この篆刻デザインお洒落!などと自分なりにじっくり見てまわりました。

写真左の「京都国立博物館」の文字は園田湖城が揮毫されたそうです。
肉筆も展示されてましたよ。(あの大きさはたぶん原寸かと…)



博物館を後にし、細見美術館で若冲を鑑賞、古書の山崎書店で財布とにらめっこしーの
(昭和26年発行の墨美ゲット!)、向かうはART FORUM 「JARFO」へ。
荻野丹雪さんが参加されている「書と非書の際 Part8」のグループ展を観ました。
前回のPart7も行ったのですが、このグループ展はたまらんです。

書、文字、アート、自己表現、その境目とは…!?
制作する時はつい頭の中でグルグルグルと考えてしまう。。
鑑賞する側の気楽な立場に自分がいけば結局は感覚というか
好きか嫌いかそれだけのことのような。よい刺激をいただきました。2/13まで。

そしてその日の締めは、クラシック流れる昭和9年創業の茶店で
昭和26年発行の墨美を見ながら、みんなでワイワイ書トーク。
時は平成23年ですけどね。どんだけ~(笑)



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by fude-sachi | 2011-02-08 00:19 | + et cetera <諸々話>
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